
プライベート用も仕事用のダイソーでよく買い物をするって自営業の家庭も多いと思います。
ダイソーでは「領収書ください」といえば、レシートの代わりに領収書をもらうことができるのですが、どっちをもらっていますか?我が家では使い分けています。グレーなのでリスクありです。
自営業の仕事で使ったならレシートでも領収書でもOK【ダイソーに関係なく】
結構知られていないのですが、自営業の経費に入れるには、レシートでも領収書でもどっちでも構いません。
高額なものは領収書をもらうべきだという人もいますが、仕事のためにお金を払って買ったなら、別にレシートでも問題ありません。
ただ、レシートだと買ったものが細かく記載されますが、領収書だと空欄だったりお品代ってなっていたり、あいまいな表現になることもあるんです。
ダイソーがいい例です。
仕事に関係ない経費はアウトが原則
領収書に何も書かれていないからって、それが経費とはなりません。でも、確定申告は自分で集計するし、税務署の人に見られても、質問されなければスルーです。
でも、基本は経費に入れちゃダメです。
税務署に人がチェックするか?
仕事に関係ないダイソーでの買い物を領収書をもらって経費にぶっこむのは、脱税行為です。決してオススメできるものではありません。
ただ、現実的に税務署の人にダメって言われるかは別の話。
もし、仮に税務署が調査に入ったとき、「このダイソーの領収書は何ですか?」って聞かれることはほとんどないそう。
税理士さんによれば、「売上の入金を隠し口座に入れていないか」「タイムカードで架空の人件費を偽装していないか」など、悪質な脱税から調査していくらしいです。
領収書をチェックするにしても、ダイソーみたいに安い金額の優先順位は最後のほう。スルーの可能性は高いって言ってました。
否認されたときのリスクを背負えるか
仮に、ダイソー10万円分の買い物が経費に入れられないって税務署に言われたとき、どうなるでしょうか。
所得が低い人だと、15%の所得税と住民税を追加で払います。1.5万円ですね。場合によっては、事業税も別に5%追加です。
さらに、脱税行為なので、40%くらい罰金がついたりします。
この人はごまかす納税者だと判断されれば、数年に1回くらいのペースで税務調査に入られるかもしれません。
極端な話ですが、最悪の場合、ここまでやられます。
ここまで読んで、責任は自分で取るからOKって人なら、ダイソーでは領収書をもらって経費にぶっこめばいいでしょう。
ダイソーの領収書とレシート、まとめ
ダイソーでは「領収書ください」と言えば、買ったものが書かれていない領収書を出してくれます。
買ったものが分からなければ、何でもダイソーの買い物が経費に入れられるような感覚になってしまいます。
税務署から指摘されない可能性もありますが、指摘されたときのリスクも知ってから、勝負するようにしてくださいね。自己責任で。