
個人事業税は口座振替で払うと、納付漏れがなくてラクチンです。ただ、口座振替の多くは、支払いでポイント還元を受ける権利を放棄しています。
税額を減らすのは無理ですが、払い方によってポイントを獲得するのは個人の工夫次第です。
個人事業税の口座振替、基本はポイントが付かない
個人事業税は、口座振替で支払ったとしても、基本的にはポイントが付くことはありません。
ネット銀行だと、口座振替によるポイントが付くケースもあります。
ただ、個人事業税の口座振替はネット銀行だけは対象外という自治体も多いので、現実的に口座振替でポイントを貯めるのは難しいです。
個人事業税の支払いでポイントを貯める方法【口座振替よりお得に納税】
個人事業税でポイントを貯める方法を紹介します。せっかく納税するなら、できるだけポイント還元を受けたいという方は要チェックです。
ネットバンクからペイジー
ネットバンクに多いのですが、ペイジーをすると、ポイントを付けてくれる銀行があります。
例えば、楽天銀行だと、ペイジー1件につき楽天ポイントが1pもらえます。
個人事業税が1万円でも20万円でも1p(1円相当)なので、これなら口座振替でポイントを放棄したほうがマシな気もします。
nanaco払い
実は一番ポイントが貯まる個人事業税の納税方法がコレです。
- クレジットカードでnanacoにチャージ
- セブンイレブンにnanacoと個人事業税の納付書を持って行く
- nanaco払いで個人事業税を払う
nanacoで税金を払うこと自体にポイントは付きません。
クレジットカードでnanacoにチャージするときに、ポイントが貯まるので、間接的に個人事業税でポイントが貯まったことになります。
カード会社のルール変更で、nanacoへチャージするカードには、ずいぶんと制限が増えました。
- リクルートカード(還元率1.2%、月3万円まで)
- セブンカードプラス(還元率0.5%)
- ヤフージャパンカード(還元率0.5%)
例えば、5万円の個人事業税を払うために、nanacoにチャージしたときに、セブンカードだと750円分のポイントが付きます。
nanacoで個人事業税を払うとチャージした金額はゼロになります。
チャージでポイントが大量に貯まるリクルートカードは、月3万円分しかチャージでポイントが付きません。
nanacoへのチャージは、どんどんポイント還元が厳しくなっているので、同じセブングループのカードを持つのが無難かもしれません。
どうせなら、ポイントサイトを経由して、セブンカードを作るときにもポイント還元を受けてくださいね。
ちなみに、nanacoカードは複数枚持ちできるので、チャージ上限5万円が入ったnanacoを5枚持って、30万円の個人事業税を払うツワモノもいます。
1回30万円を超えるときはnanaco使えない
1回30万円を超える個人事業税の納税は、バーコードが付いていないので、コンビニで払うことができません。
コンビニがダメだと、金融機関の窓口での納税や口座振替するしかないです。
個人事業税の口座振替とポイント、まとめ
個人事業税は口座振替が楽ですが、nanaco払いにすると、ポイント還元を受けられる人がいます。
面倒なら口座振替、条件が合ってポイント重視ならnanacoでコンビニ納税をおすすめします。