自営業の人は小規模共済に加入している人も多いと思います。ノーネームも開業時に入りました。毎月引き落としで払う月払い、1年分を一気に払う年払い、不安定な自営業なら年払いがいいですよ。

自営業の小規模企業共済の再確認

自営業の人で、商工会議所や銀行からすすめられてなんとなく小規模共済に入った人もいると思います。小規模共済の制度をざっと確認してみましょう。

加入条件

細かい加入条件はパンフレットで確認してもらうとして、次の人が加入対象となります。

  • 個人事業主(自営業者)
  • 自営業者の奥さん
  • 従業員が少ない会社の役員

支払金額と時期

月1000円から7万円の掛金を払います。月1回引き落としの月払い、年1回に1年分払う年払いがあります。

加入時に、年末に駆け込みで申し込みした人は、ずっと年払いで続けている人も多いです。

節税効果

小規模共済は払った掛け金がそのまま所得控除の対象です。

自営業の人は、所得税と住民税を合わせて15-55%の税率なので、所得が少ない人でも掛金の15%分くらいは税金が安くなります。

でも、売上から経費を引いて赤字だと払った意味がないので、そんな年は掛金を減らしたりする工夫が必要です。

払った掛け金はいつもらえる?

自営業者の退職金のような意味で払っている小規模共済なので、基本的には廃業時にもらいます。

いちおう、任意解約もありますが、65歳未満だと払った掛金以下しかもらえないので注意です。

不安定な自営業なら小規模共済は12月上旬の年払いがベスト

小規模共済は、月額引き落としにしたほうが、振り込みの手続きとかがないので楽です。でも、今年よくても来年ダメになるかもしれない不安定な自営業の場合、年払いがいいですよ。

年払いなら資金繰りと税金を予想して払える

小規模共済は、廃業するか65歳以上にならないと解約できないので、長いこと払い続けます。

会社役員だったり、儲かっている自営業なら、MAX7万円の毎月引き落としにしておけばいいですが、不安定な自営業だとちょっと怖いです。

儲かってないのに、月7万円の引き落としされていたら、資金繰りに困ったり、いざというときに使いたい貯金がなくなる人もいるからです。

そこで、我が家では、小規模共済は12月に年払いです。

だいたい、会計ソフトで1-10月くらいの売上と経費を集計します。「税金はこれくらいかな?」「これくらいなら払っても大丈夫そう」と分かるので、小規模共済の掛け金を決めています。

わざわざ集計しないで、肌感覚で判断してもいいと思います。

いずれにしても、「今年はこれだけ払っても大丈夫!」と確認してから払えるのが年払いのメリットです。

注意点は、12月末じゃ遅いという点。だいたい12月10日がリミットになっていることが多いので、11月末から12月頭くらいって覚えておきましょう。

どんなに苦しくても1000円でつないでおく

自営業の業績が好ましくないと、小規模共済の掛け金も苦しくなる気持ちも分かります。

いっそのこと、小規模共済をやめてしまおうかって考えている人もいるでしょう。

ただ、それはオススメできません。

自営業を続けたまま小規模共済をやめる場合、加入期間20年以内だと、払った掛け金が100%返してもらえません。

せっかく払ったのに、元本割れするなら、もったいなさすぎます。苦しくても小規模共済は月1000円(年12000円)でつないでおきましょう。

もし、自営業をやめるときに、小規模共済も解約するなら100%以上戻るので、ここまではなんとしてでも続けてください。

我が家も特に苦しかった2年間は年1.2万円でしのぎました。

不安定な自営業と小規模共済、まとめ

自営業者の小規模企業共済は、売上が落ち込んだ年や設備投資や人件費がかさんだ年は払うのが苦しいときもあります。

もらえるのがだいぶ先なので、今の資金繰りが苦しいと、やめてしまいたくなる気持ちも分かります。

ただ、廃業じゃないときは、元本以下の金額しか任意解約ではお金が戻らないので、年1.2万円でつないだほうがいいです。